国を安寧に治め、国を知ろうと言う大和言葉である。天皇や、神を敬うことを、表す言葉。 国産みから始まり、古より綿々と続く天皇を神として敬う心、連続性を意味する。

天皇は日本という国を知ろうと、また国民の苦労を知ろうとされる方であり、国民一人一人の幸せを『祈り』の力で願って下さる。そこには天皇はありがたいご存在だという感覚がうまれる。 そして敬愛の気持ちから『すめらぎ』とお呼びするのが相応しいであろう。
国民の中心にいて日本を照らし続けて下さる存在である。国民の安寧、世界の平和をずっと祈ってくださっている。
「すめらぎ茶」に託す思い
武士の食卓・食医の立場から考えて、どうしたら日本の食文化が正しく品格をもって世界に伝わるのか。
世界最古の君主国である「この国の在り方」を、食文化を通じて伝えることができるのか。歴史を知らずに流行食として和食が世界の食の中の一つのカテゴリーとして広まることもいいのですが、それでは次世代がこの国の誇りと真意を見失ってしまう。
「文化を失った国は滅びる」と言われています。長い歴史文化の中で国民は天皇を「すめらぎ」という証として生きてきました。 世界最古の国であり、2024年で皇紀2681年になります。そしてその年月が積み上げてきたすべての文化は高尚な価値のあるものです。これこそ、世界に誇れる素晴らしいものです。
たとえば、平安時代、上流階級から始まった「茶の湯」は、お茶や作法はもちろん、もてなしに関わる幅広い世界を探究しています。重要行事においては当時貴重だったお茶が丁寧にふるまわれていました。総合芸術と呼ばれるほど広く、深い茶の湯の文化は、精神性と共に発展し、世界に誇る日本の宝です。
この「お茶文化」が日本の食文化の中心として、精神性を高めるために必要でした。多くの修行僧が愛飲して、一緒にお茶を飲むことがお互いの和合の行為でした。 武士たちも鍛錬に明け暮れる中、一杯のお茶が心身を癒してくれました。大名となると豪華な茶会も開くほどお茶の世界に魅了されていました。
戦国時代になり、千利休によって「茶道」が大成されました。茶道を通じて利休が伝えたかったのは、「足りるを知る」ということです。必要以上の欲を捨て質素に生きる大切さを説いています。お茶の文化は、禅の思想に基づく深い精神性を持つことにより日本人に根付いてきました。お茶を通じて自分と他人に向き合っているという和心が、この国の歴史を作ってきたのです。
世界的にも広く親しまれている「菊の紋章」を掲げ、後世に「すめらぎ」という精神性を伝え残したい。という思いで、この「菊の紋章プロジェクト」を立ち上げました。 志しのあるメンバーが集い、本来の日本の精神性である「すめらぎ」というメッセージで世界に日本の「文化政策」を伝え広め、もって我が国の次世代の誇りと生きがいになるようにしていきたい。 引き続き、日本を代表する食文化の商品づくりに邁進して参ります。